集客企画のすすめ方 その1

集客施策はチームが大事じょ

しばらくブログ更新できていなかったです。お客さんには集客にはブログ更新が命!みたい言うときながら。。こんなだらしのない自分(^_^;)

現在、中規模の集客キャンペーン施策に取り掛かっています。参画メンバーは総勢14名ほど。この規模の集客プロジェクトで気を付けないといけないことは何でしょうか。自分のための備忘録としても書いておこうと思いました。

プロジェクトの環境は、
6人がクライアント、5人が協力会社さん、4人が集客プロジェクトチームです。この規模だとちょっと人数多いかもしれない。
集客プロモーションへの投下予算は3ヶ月で約1400万円。丸福ラボは、企画プランニング兼プロジェクトリーダー兼ディレクション担当です。

集客企画キャンペーンはスケジュール第一!

こういう企画で一番大事にしているのは何よりもスケジュール。集客キャンペーンはスケジュール第一に動かすと言ってもいいぐらい。締切を決めないと、他のことで忙しかったりして大事なことでも後回しになってしまったり、ダラダラ進んで、”あの件どうだったっけ??”と思い出すのに時間を取られたりしませんか?そんなことしてるとあっという間に時間は過ぎてしまいます。また、集客キャンペーンは時間がかなり限られた中で進めることも多いためです。

企画は流れとスピード感が大事

次に企画。我々企画プランニングチームは下記のような流れで進みます。

1.ヒアリング

お客さんが今回のような規模の場合、窓口担当者、その上長、会社、果てはグループ会社まで、それぞれの思惑や背景があるので、口頭だけでなく、表情などから本当は何を言いたいのかなども注意深く観察します。担当者さんと会社のやりたいことがかなり違うよなんてことはよくあることです。みんなのちょうどいい落とし所を見つけられるのは、企画会社や代理店だったりします。
このヒアリングのフェーズで目標数値や予算、スタート時期も聞きます。あまりにも無茶な場合は、話し合って落とし所を見つけるか、最悪お断りします。

2.市場調査

競合会社はどんな集客施策を行っているか、ターゲットエリアの地域性や、商品への意識はどうなっているかを調査します。インターネットだけで済ますことも最近は多いです(^_^;))
ポスティングやサンプリング(街頭ビラ配り)を行う場合は、協力会社さんから情報を貰い、トラブルにならないようリスクヘッジを行い、必要なら関係各所に許可申請します。

3.企画会議その1

まず集客企画チームと協力会社さんで方向性をすり合わせ・情報交換・意見交換を行って、7~8割ぐらいまで集客企画を詰めます。100%まで詰めてもいいですが、お客さんとの会議で大体ひっくり返されるので、その余白・バッファはわざと残します。
その後企画書に起こします。最近は企画書をバッチリカッコよく作るよりも、概要とフローを書いた程度のもので、スピード重視で進めることが多いように思います。企画書をワードで作る同業者もいたりします。

4.企画会議その2

お客さんとの集客企画会議です。一通り説明した後、質問があり、回答をし、意見交換をし、先方からの要望・意見・指示・意思決定があります。中にはとっぴょうしもないことや、厳しい意見を言われたり、大どんでん返しがあったりしますが、プロとしての意見はしっかりと通します。お互い良いものにしたいと熱が入っているほどぶつかることも多いです。

5.集客企画内容決定です

3.と4.を、2~4回程度繰り返した後、集客企画内容を最終決定します。ここまでのフェーズは頭に汗をかくフェーズで、営業的な動きも発生します。
ここまでが企画のフェーズです。ここから企画会社にとっての気の休まらないフェーズに入ります。ん~。

ここまでがまさに企画、といったフェーズで、近いうちに実務フェーズを書いてみようと思います。

 

 

 


丸福ラボのバナー